今回はバイクにとって重要なスターターモーターのブラシの変更をしました。
トラブルが無い限り、普段は気にも止めない部分だと思います。

スターターモーターって何ぞや?という方もいると思うので
今回はスターターモーターにスポットを当ててみたいと思います。
スターターモーターの役割
スターターモーターは、大方のバイクでエンジン左側に付いています。
セルスタートすると、「キュルルルルー」と鳴く例のあれです。
「キュル・・・キュ・・ky・・・」バッテリー上がっちゃったよ・・・
そんな時、エンジンを掛ける為に押し掛けをしますよね?

つまり、エンジンを掛けるために重要な役割を持っているのですが、
エンジンが掛かってしまうと不要になってしまいます。
スターターモーターのトラブル
押し掛けでエンジンを掛けると不要なスターターモーターですが、
毎回そんな原始的なエンジンの掛け方をする訳にはいきません。
誰でもセルボタン一発で、エンジンを掛けたいはずです。
そんなスターターモーターにトラブルが起きてしまうと、
セルスタートでエンジンが掛けれなくなります。
症状としては、主にこんな感じだと思います。

↑こちらの記事で、詳しいトラブルの原因・電灯の復活方法・掃除方法を解説しています。

カチッといったら、
スターターモーターを疑おう。
スターターモーター点検・ブラシ交換の目安は?
私のイナズマが丁度6万キロで、このトラブルに見舞われました。
なので、6万キロ近辺で点検しておく事を推奨します。

知らんけど。
スターターモーターの外し方
一番右の赤丸部分のリード線を外し、残り2つの赤丸の固定ボルトを外します。
全てのボルトが外れたら、青矢印の方向にスターターモーターをスライドさせます。

スターターモーターの外し方はこれだけ!
めちゃくちゃ簡単です。
スターターモーターの分解
スターターモーターの分解方法・ブラシの交換方法・電源の復活方法などは、
少し長いですが、動画にまとめていますので、興味のある方は一度ご覧ください。

文章だけで説明するの
長くなるのでキツイっす(笑)
ブラシの削りカスの量で大体の走行距離を予測
低走行のバイクを購入した時など、本当にこの距離しか走ってないの?
バイクの状態によりますが、疑いたくなる場合があると思います。
スターターモーターは頻繁にメンテナンスする場所ではありません。
ブラシの削れ方などを確認することで、本当の走行距離なのか?偽装された走行距離なのか?
予測は出来ると思います。

私のGSX-R 1100 は30年前のバイクです。
走行距離6,000キロって疑いたくなりますよね。
あくまで予測で、正確な走行距離が分かる訳ではありませんが(笑)
ブラシの点検・交換
スターターモーターの内部やブラシの点検をして、ブラシの交換が必要な方の為に、
INAZUMA 400 ・ GSX-R 1100 だけですが、品番を残しておきます。
INAZUMA 400 のブラシ
イナズマは400しか分かりません。
750・1200の品番お分かりの方がいらっしゃったら情報を頂けると幸いです。
INAZUMA 400 FSV・FSK1

イナズマ 400 の方はこちら
GSX-R のブラシ
油冷 GSX-R のブラシの品番を調べました。
パーツリストを持っている訳ではありませんので、間違いが有るかも知れません。
間違いなどございましたら、申し訳ありません。情報を頂けると幸いです。
1986 – 1987 GSX-R750 (G・H) 1986 – 1988 GSX-R 1100 (G・H・J)

86年~87年 GSX-R 750
86年~88年 GSX-R 1100 の方はこちら
1988 – 1992 GSX-R 750 (J・K・L・M・N)

88年~92年 GSX-R 750 の方はこちら
1989 – 1992 GSX-R 1100 (K・L・M・N)

89年~91年 GSX-R 1100 の方はこちら
この記事のまとめ
約6万キロでスターターモーターの点検を推奨する理由として、
私のイナズマが6万キロでセルが回らないトラブルに見舞われたからです。
バイクですから、躯体差はあると思いますが、6万キロ付近になったら、交換しておいても

いいと思うよ。
ブラシの品番を分かる範囲で調べました。
私の乗っているイナズマ400・GSX-R 1100(M)以外は、
交換して確かめる術がありませんので、不確かな部分がある事をご了承ください。
交換される場合は、再度ご自身のバイクに合う品番をご確認ください。
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